以前、アメリカでヒッチハイクを行なった中学生がTwitterで炎上していたのを思い出したので今回はアメリカでヒッチハイクをすることがどれだけ無謀なのかを紹介します。
またアメリカの多くの州では違法なため、警察に見つかるだけで前科が付いてしまいアメリカに一生アメリカに再入国できない可能性もあります。
・アメリカではヒッチハイクはどこで違法なのか
・アメリカでヒッチハイクをおすすめしない理由
・ヒッチハイク以外でアメリカを安く旅行する方法
アメリカでヒッチハイクをしたいと思っている方のことも考えてアメリカを安く旅する方法まで紹介します。
結論から言うと、アメリカでヒッチハイクすることは州よって違法になるかもしれないので、やめた方が良いでしょう。
ヒッチハイク自体が許可されている州も多いですが、道路の上や高速の上で実質すると違法になるところがほとんどです。
以前アメリカでヒッチハイクに挑戦し炎上しや中学生のことも踏まえてもっと詳しく見ていきましょう。
アメリカでヒッチハイクをした中学生は警察・保護センターに連行
以前、Twitterで炎上したアメリカ横断をヒッチハイクでしようとした中学生は警察に連行され、保護センターに保護されました。
彼のTwitterを見ていくとこのような一連の流れです。
中学生だとクレジットカード持てないのはつらい。
国際キャッシュカードもほぼ高校生からしか持てないやつばっかりで、
おれカードは一枚しか持ってないwだから仕方なく現金10万ぐらいを持ち歩いてる😂
強盗とかやだから体のいたるところに分散させるわ!#中坊レイのアメリカ横断 pic.twitter.com/osH4yFWMSN
— 旅する中坊レイ【中学生アメリカ横断】 (@REIbahobahoanta) 2019年2月5日
アメリカに来てから3日目ですが少し体調を崩してました😂
時差ボケで疲れている時に、
水を全く飲まないでいたら軽い脱水症状になりました。
起きたら、手がシワシワで腹も減ってて周りには自販機無くて、マックしかないし歩いて30分以上という…海外あるあるですが、日本の良さに気がつきましたw
— 旅する中坊レイ【中学生アメリカ横断】 (@REIbahobahoanta) 2019年2月7日
【アメリカの警察に連行されました】
ある街でヒッチハイクしてたら警察来て職質みたいなの受けて年齢とかアメリカ横断🇺🇸してること話したら驚いてた🤣それで、パトカー乗せられて親に電話して確認とったら、どこかもわからん田舎で降ろされたww
でも応援してくれた😄初めて乗ったからワクワクした‼️— 旅する中坊レイ【中学生アメリカ横断】 (@REIbahobahoanta) 2019年2月9日
アメリカのパトカー乗ったのなんかGTA以来だww
アメリカ横断のいい思い出話になるし良かった‼️
(この州では犯罪ではないの知ってたし、本当か親に確認とるだけというのを知ってたから怖くはなかった。)— 旅する中坊レイ【中学生アメリカ横断】 (@REIbahobahoanta) 2019年2月9日
ラスベガスの青少年の保護センターみたいなところに保護されてました。
今出たとこです。
心配かけました‼️
ごめんなさい。全くもって危険な目にあってないので安心してください。
今後のことはまた後でツイートします。#中坊レイのアメリカ横断
— 旅する中坊レイ【中学生アメリカ横断】 (@REIbahobahoanta) 2019年2月15日
アメリカヒッチハイク中学生君
中学中退宣言
↓
人脈作りと資金提供者探し
↓
米入国の理由作りのため米在住者を募る
↓
出発3日前にESTA取得忘れに気が付く
↓
入国3日後:脱水症状
↓
さらに2日後:パトカーで連行
↓
泊めてくれた現地人に財布盗られる
↓
ベガスで保護
これで彼は何を得たのだろ…
結局彼は、ラスベガスで保護されたあと自らの意思で帰国したようですね。
どれだけアメリカでヒッチハイクすることが無謀なのかおおよそ流れは掴めたかと思います。
アメリカでヒッチハイクするのは違法な州もある
アメリカでヒッチハイクは50州のうち、ほとんどの州では罰金または禁止、違法、規制などになっています。
警察官や州の対応、あなたが置かれたシチュエーションなどによっては違法にはならないと少し複雑ですが基本的にアメリカではヒッチハイクは認めてないところが多いです。
ヒッチハイクが違法ではない州は?
実はほとんどの州ではヒッチハイク自体は違法ではないのですが、道路や高速の上でやるとほぼ違法になります。
州によっては完全にクリアではないですが違法ではないとされている地域が主に以下です。
・アラスカ州
・サウスダコタ州
・ミシガン州(交通を妨害しなければおk)
・コロラド州(交通を妨害しなければおk)
・アイダホ州(高速じゃなければ可)
・オクラホマ州(高速じゃなければ可)
https://www.hg.org/legal-articles/is-it-legal-to-hitchhike-31488 より参考
ヒッチハイクは非常識だと考えられるアメリカ
アメリカに住むとその空気感を感じることができますが、アメリカでヒッチハイクをしようとすることは正直キチガイだと思われても仕方ないです。
アメリカでは犯罪も頻繁に起こりますし、子供を放置することは親に重大な責任があるとされています。
アメリカでヒッチハイクをおすすめできない5つの理由
アメリカでヒッチハイクがおすすめできない理由は単に危険だからと言う理由だけではありません。
もちろん日本ではヒッチハイクといえば、自分の殻を破る醍醐味・昔のアメリカ映画で見た!などと思う人もいることでしょう。
それでもアメリカでヒッチハイクをおすすめできない理由を紹介します。
アメリカは場所によっては危険が多い
アメリカと日本の広さが違いすぎる
アメリカは広いので場所によって気候が違いすぎる
外でトイレは違法、公共のトイレを探すのが大変
アメリカ人=フレンドリーとは限らない
理由1:アメリカは場所によっては危険が多い
日本では考えられないくらいアメリカは危険が多いです。
例えば、大きな都市の方へ行くと夜は1人で出歩くのはかなり危険な雰囲気を感じるくらい危ないです。
ひったくり、強盗、殺人、強姦など普通に起きている地域もあります。
特にバーなどが密集している地域などは飲んで酔っ払った人がトラブルを起こることもあり危険!
またアメリカは大自然が広がっている地域もあり、熊や蛇、オオカミなどが生息する地域もあるので、ヒッチハイクには向いてないですね。
理由2:アメリカと日本の広さが違いすぎる
日本の面積が約38万km2なのに対し、アメリカが約963万km2と約25倍も大きさが違います。
これに加えて、アメリカでヒッチハイクを禁止している州などもあることからこの時点でかなり無謀です。
理由3:アメリカは広いので場所によって気候が違いすぎる
アメリカは広いので端から端までいくヒッチハイクはかなり過酷になることでしょう。
アメリカの場所によっては全く気候が違いすぎます。
アメリカのカリフォルニアでは気温が20度くらいある日でも、シカゴの方へ行けば-10度の日などもあって温度差が30度以上同じアメリカ国内でも違う日はよくある話です。
なので、ヒッチハイクに挑戦しようと思っても手軽なヒッチハイク旅ではこの気候変化に耐えることができない危険性もあります。
理由4:外でトイレは違法、公共のトイレを探すのが大変
アメリカで公共のトイレを見つけることは至難の技です。
もちろん、アメリカのレストラン、スーパー、コンビニなどへ行けばありますが、思っているほど簡単じゃないです。
コンビニも日本のようにどこにでもあるわけではなく、あんまり密集している訳ではありません。
またアメリカのスーパーは広いので、入店してから5分ほどトイレまで歩かなければいけない場所もあります。
またアメリカでは日本のように24時間営業しているコンビニは日本と比べ圧倒的に少ないです。
それだけではなく、アメリカの公共の外でおしっこなどをすること違法です。
「Disclose Sexual Abuse」などといって普通にアメリカで捕まって前科つきになります。
理由5:アメリカ人=フレンドリーとは限らない
アメリカ人=フレンドリーと言う印象がある人も多いのではないでしょうか?
見ず知らずの人に何でもペコペコするほどフレンドリーではありません。
友達の友達、同郷、同じ地域など何か共通なものなどあればまた話は別でしょう。
アメリカではヒッチハイク=非常識というイメージを持たれるので、そんな危ない人に心を開くのは難しいでしょう。
アメリカで初ヒッチハイクした感想😆
ハリウッドからパサデナまで行きました‼️
プロヒッチハイカーである僕から言わせてもらうと(笑)、アメリカは日本より反応が悪いです🥺
明らかにアメリカの方がフレンドリーな人は多いのですが、危険だということを皆知っているためあまり乗せてくれません😭
— 旅する中坊レイ【中学生アメリカ横断】 (@REIbahobahoanta) 2019年2月9日
アメリカを旅するなら刺激のある旅を安く
まとめ:アメリカでヒッチハイクは辞めましょう。
今回はアメリカのヒッチハイク事情を説明しました。
アメリカでヒッチハイクに挑戦し炎上した中学生も色々な想いがあったかと思いますが、これほど危険に晒されて命を落とすのももったいないです。
アメリカ=アメリカンドリームが詰まった場所って憧れを抱く方もいるかもしれませんが、1度もアメリカに来たこと無い人がやり過ごせるほど甘くありません。
まずは普通に旅をしてみるのもありでしょう!