海外移住や友人や家族がアメリカに住んでいる際に知っておきたいのが、アメリカに荷物を安く送る方法を解説します。
■よくある悩みや疑問
・アメリカへ荷物の送り方がわからない
・アメリカに荷物を送った期間や料金を知りたい
・アメリカに安く荷物を送りたいが盗難や紛失が心配
ここら辺の悩みや疑問を解決します!
結論から言うと、日本の郵便局から発送する方法が1番安くアメリカに発送することができます。
実際に、日本の郵便局からアメリカに荷物を安く送る方法や料金、日数など詳しく見ていきましょう。
日本からアメリカに荷物を安く送る方法は2種類!
結論から言うと、最安値でアメリカに荷物を送る方法は「船便」ですが、2ヶ月〜3ヶ月かかります。
それ以外にももう一つ安く送れるエコノミー航空(SAL)便というものもあります。
■アメリカに荷物を安く送る方法は2種類!
・船便:1番安く送れるが2ヶ月〜3ヶ月ほどかかる
・SAL便:船便の次に安く送れて、2週間ほどかかる
船便とは

■特徴:料金が1番安い&2ヶ月前後かかる
船便とは日本の郵便局からアメリカのみならず、海外に国際小包として発送できるサービスで現状アメリカに荷物を送る方法としては1番安い。
しかし、いろんな船を経由して送れられるため2ヶ月前後ほどかかってしまう。
SAL便とは

■特徴:料金が船便の次に安い&2週間前後で配達
SAL便とはエコノミー航空便の略で、船便より少し高くなるが期間は2週間ほどと短期間でアメリカをはじめとする海外に荷物を送れるサービスです。
どんなに時間がかかってもよい人は「船便」で、安い値段かつ早く荷物を送りたい人は「SAL便」を使う方法がオススメです。
アメリカに安く荷物を送れるSAL便と船便の料金や日数【比較表】
今回は例として東京からカリフォルニア州に荷物を送った場合のSAL便と船便の価格や日数の比較表を作成したので見ていきましょう!
■東京→カリフォルニア州に荷物を送る場合
2kg(重さ) | 4kg(重さ) | 6kg(重さ) | 8kg(重さ) | |
船便(約2ヶ月) | 2,350円 | 3,450円 | 4,550円 | 5,650円 |
SAL便(約2週間) | 3,850円 | 6,150円 | 8,350円 | 10,450円 |
差額 | 1,500円 | 2,700円 | 3,800円 | 4,800円 |
どんどん重量が大きくなれば、なるほどSAL便と船便の差額は開いていきます。
2kg以下のものであればSAL便とそこまで差額なく速く送れるのでSAL便でも十分でしょう。
東京→カリフォルニアまで2kgの荷物を発送した場合

エコノミー航空(SAL)便 | 3,850円(国際小包) | 2週間前後 |
船便 | 2,350円(国際小包) | 2ヶ月前後 |
SAL便と船便の料金の違いはおおよそ1,500円ほどですね。
東京→カリフォルニアまで4kgの荷物を発送した場合

エコノミー航空(SAL)便 | 6,150円(国際小包) | 2週間前後 |
船便 | 3,450円(国際小包) | 2ヶ月前後 |
重量が2kg→4kgまでになるとSAL便と船便の差額は約3,000円近くになります。
東京→カリフォルニアまで8kgの荷物を発送した場合

エコノミー航空(SAL)便 | 10,450円(国際小包) | 2週間前後 |
船便 | 5,650円(国際小包) | 2ヶ月前後 |
重量が大きくなれば、なるほどやはりSAL便と船便の差は開いていきますね。
ここまで差が開くと約5000円ほど変わってきます。
自分の条件にあった送り方で「船便」か「SAL便」を選ぶとよいでしょう。
日本からアメリカに郵便局から荷物を送る方法
日本からアメリカに郵便局から荷物を送る方法「船便」または「SAL便」を使ってアメリカに荷物を送る方法はいたって簡単です。
主に以下の3つのステップで送ることができます。
■「船便」または「SAL便」を使った荷物を送る3つのステップ
ステップ1:荷物を包装する
ステップ2:郵便局で小包ラベルを記入
ステップ3:郵便局から発送する・荷物を包装する
ステップ1:荷物を包装する
荷物を入れるダンボールは国際小包の大きさや重量の規定を守りご自身で用意する必要があります。
アメリカへ送る際のダンボールの大きさ・重量規定
国際小包として郵便局から荷物を送る際に大きさや重量の規定にあっていなければ行けません。

■アメリカに荷物を送る際の大きさ・重量規定
・重量:30kgまで
・最長辺の長さ:1.5m以内
・長さ+胴回りが3m以内
もしこれらの大きさが気になる場合はダンボールをオンラインで購入するのもありでしょう。
ステップ2:郵便局で小包ラベルを記入
小包ラベルの記入方法ですが、自分の宛名と送り先の宛名を記入します。
必要であれば、他の記事で書き方を紹介しますね。また1番大事なのが、品名記入を英語でする必要があります。
内容品の所に個人間の取引であることを示すために(Personal Use)と記載するこも忘れないように気をつけましょう。
内容品のラベルで使う英単語集
小包ラベルを記入する場合は、英語での記入が必要になります。
その際に使用する英単語を紹介します。
日本語名 | 英語名 |
---|---|
ズボン | Pants |
帽子 | Hat |
セーター | Sweater |
ジャケット | Jacket |
お米 | Rice |
カップラーメン | Instant noodles |
お菓子 | Snack |
マスク | Mask |
調味料 | Seasoning |
化粧品 | Cosmetic |
ステップ3:郵便局から発送する
小包ラベルの記載が終わったら、郵便局の窓口に荷物を持っていきましょう。
その際に、「SAL便」で送るのか「船便」で送るのかを伝えたら重量の方を実際に計り、お会計をします。
補償や追跡を付けるなら【書留】をつけよう!
普通に「船便」または「SAL便」を発送するだけでは、補償や追跡機能はつきません。
もし荷物を送るのに心配であれば、たった410円を付けるだけで補償や追跡を追加することができるのが「書留」です。
■「船便」や「SAL便」につけられる書留とは
・通常の配送料+410円で追加できるサービス
・アメリカまで追跡可能
・6,000円まで補償あり
海外に荷物を送るのに不安な場合は、たったの410円だけで追跡や補償をSAL便や船便に付けることができるのでつけましょう。
これでアメリカに荷物を送る方法は終了です!
日本からアメリカに荷物を送る際の注意点!
日本からアメリカに荷物を送る際に気をつけなければならないいくつかの注意点を確認しておきましょう!
送ってから、品物が紛失したり、没収されてしまわないようにいくつか気をつける点があります。
■アメリカに荷物を送る際の注意点
・アメリカに送ってはいけないものを確認する
・1回の内容物の合計が100ドル超えの場合、関税がかかる
・念のため書留は付ける
・大切なものは送らない
アメリカに送ってはいけないものを確認
日本からアメリカに送れない品物をいくつか紹介します。
■アメリカに船便やSAL便で送れないものリスト
・タバコ
・オリーブオイル
・お金
・宝くじ
・麻薬
・お酒
・植物や肉、野菜
などなど送れません。
ここで紹介したものは全てではないので詳しい情報はこちらの郵便局のホームページを確認して下さい。
1回の発送で内容物の総額が100ドルを超える場合、関税がかかる
「SAL便」や「船便」で発送する場合に内容物や値段を記載すると先程書きましたが、その合計金額が100ドル(約11,000円)を超えると関税が掛かってきます。
日本からアメリカに荷物を発送するときに、アメリカ政府側に税金を納める必要があります。
もしこの税金申請がされていない場合は、荷物の一部を没収されてしまう可能性もあります。
送る荷物の金額が100ドルを超えない場合は全く関税がかかりません。
内容物が100ドルを超えそうな場合、郵便局で税関告知書を貰うこともできますので、超える場合は没収されないためにも書いた方がいいです。
念のため書留をつける
先ほども紹介したサービス書留ですが、「船便」や「SAL便」の送料に加えて、たった410円で追跡と最大6,000円の補償サービスを付けることができます。
アメリカのみならず、海外発送の場合はモノを紛失されてしまうことも珍しくないので念のために書留はつけておきましょう。
大切なものは送らない
国際郵便で何か荷物を送る際に気を付けなければいのが、紛失や没収です。
ノートや写真、指輪など大切なものは絶対に国際郵便で送るのは辞めましょう。
アメリカだけでなく、国際郵便では紛失や没収も珍しい話ではないので大切なものが無くなってしまう可能性も普通にあります。
まとめ

今回は日本の郵便局からアメリカに荷物を安く送る方法や料金、日数などを詳しく紹介しました。
意外と1度アメリカに荷物を送るってみると簡単なので、荷物を送ろうと考えている方は参考にしてみて下さい。
■アメリカに荷物を安く送る方法は2種類!
・船便:1番安く送れるが2ヶ月〜3ヶ月ほどかかる
・SAL便:船便の次に安く送れて、2週間ほどかかる
あとはアメリカに荷物を送る際にいくつか注意する点必ず確認しておきましょう。
■アメリカに荷物を送る際の注意点
・アメリカに送ってはいけないものを確認する
・1回の内容物の合計が100ドル超えの場合、関税がかかる
・念のため書留は付ける
・大切なものは送らない
以上です!
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