仕事、結婚、留学などでアメリカ移住を考えている人も多くいるのではないでしょうか。
この記事では、アメリカ移住するとどんな衝撃を受けるのかや筆者が後悔したことがわかります。
■こんな人に読んでほしい記事
・これから結婚でアメリカ移住を考える人
・アメリカ移住に興味がある人
・アメリカ移住しなければならない人
一概にアメリカと言っても、アメリカは広く、たくさんの人種がが住む移民大国でもあるので比較はできないこともありますが、アメリカ移住する参考になれば幸いです。
アメリカ移住後にかかった費用
まずはアメリカ移住に悩んでいる方向けにどれくらい費用がかかるのか気になりますよね。
結論から言うと、アメリカ移住の費用は最低でも200万円はないとキツイかなといった感じです。(これでもカツカツです。)
もちろん移住する地域や住む環境によって移住費用は全く異なりますが、最低でもといったところでしょうか。
ウィスコンシン州【筆者が移住】- 2人の場合
選ぶ物件や家族構成によって全然、アメリカ移住費用が変わりますので参考程度に。
航空券:約20万円(ハイシーズンのため高価)
家具:$250 (約30,000円)
家賃:$500(約6万円)
光熱費:$100(約12,000円)
ネット代:$25 (約3,000円)
携帯電話代:$60 (約7,500円)
食費:$250 (約30,000円)
交際費:$300 (約35,000円)
その他:$200(2,500)
車購入:$9000 (約980,000円)
合計:約138万円 (車買わなければ約47万円)
やはりアメリカ移住してきた月に対してはそれなりに移住費用がかかってしまいますね。
これにビザの費用を足すと、約200万近い移住の初期費用が必要かなといったところです。(あくまで2人の場合)
ニューヨーク移住費用 - 2人の場合
航空券:約20万円
家具:$1200 (約135,000円)
家賃:$2600(約29万円)
光熱費:$120(約14,000円)
ネット代:$30 (約3,600円)
携帯電話代:$100 (約12,000円)
食費:$400 (約50,000円)
交際費:$400 (約50,000円)
交通費:$150 (約20,000円)
その他:$320(40,000)
合計:約81万円
やはり都内の方に住むと車が無くても、UberやLyftでなんとかなるので初期費用を抑えられるのも良い点ですね。
それでもアメリカでも大都市のニューヨークになると、やはり家賃の物価がえげつない違いますね。
またビザ費用を含んでいないのであくまで目安です。
アメリカ移住までのプロセス
アメリカ移住までのプロセスも仕事、結婚、留学で来るのかによっても全くビザのプロセスが異なります。
アメリカ移住のためのビザもたくさんあります!
・Lビザ(駐在員ビザ)
・E‒2ビザ (投資家ビザ)
・E-1ビザ(管理職・専門職ビザ)
・H-1Bビザ(就労ビザ)
・J-1ビザ(研修インターンビザ)
・F-1(学生ビザ)
・K-1ビザ(フィアンセビザ)
などなど...
アメリカに移住するといっても色々なビザが存在します。
ビザのプロセスの大まかな流れ - 時間がかかる
アメリカは移民の国とも言われていますが、年々移民に対するハードルが高くなってきているのも事実でビザのプロセスに時間がかかります。
1. ビザ申請
2. ビザ面接に備えて書類集め
3. 健康診断
4. ビザ面接
だいたい1年以上はかかるものと思ってみて下さい。
ちなみにK-1ビザ(フィアンセビザ)の方は自分が体験した記事もまとめているので参考程度に見てみてはいかがでしょうか。

アメリカ移住で衝撃を受けた真実【メリット編】
日本からアメリカに移住してきて衝撃を受けるほどよかったメリットをまとめています。
正直、ここまでとは日本にいるときは期待していなかったことだらけなのでシェアします!
メリット1:日本よりも住居が広いところが多い
しかし、アメリカのほとんどの住居は日本よりも広く家賃が安く借りれる傾向にあります。
地下や庭、ガレージ付きなどのアパートや一軒家の貸家もアメリカの田舎では珍しくありません。
アメリカのシカゴやロサンゼルスに住む友人宅も、日本と比べると高いですがとにかく家が広いところが多いです。
メリット2:車を持ちやすい環境
アメリカ移住してくると住む地域にもよりますが、地域によっては車が必要になってくることが多いのも1つの要因です。
アメリカは日本と違って、公共交通機関も都市部をのぞいて発展してる訳ではないので移動する際にほぼほぼ車が必要になることでしょう。
免許費用が安く、高額な車検がなかったりと車の維持費がアメリカでは安く済みます。
逆にいえばアメリカでは車がないと何もできません。
メリット3:アメリカブランドの製品が日本より安く買える
皆さんが一度は耳にしたことあるようなアメリカブランドは日本より安く買えることが多いですよ!
■アメリカだと日本より安く買える主なブランド製品
・COACH
・Kate Spade
・The North Face
・RALPH LAUREN
・Victoria's Secret
・Columbia
などなど...
アメリカでは「ブラックフライデー」や「4th of july」などのセールを使えばかなり安く買えます!



日本でアメリカブランドを買おうと思っているなら、アメリカ来たついでに買ったほうが安くついてお得!
メリット4:自然が盛んでアウトドアが楽しみやすい
アメリカの至る所に自然公園や谷、砂漠、湖など自然溢れている場所があります。
■アメリカで有名な自然の溢れる観光スポット
・グランドキャニオン
・アンテロープキャニオン
・ヨセミテ国立公園
・イエローストーン国立公園
・ミシガン湖
などなどアメリカの至るところに少し都会を出ると自然を楽しめる場所が満載です。
またアメリカではアウトドアアクティビティも日本よりも盛んです。
■アメリカで有名なアウトドアアクティビティ
・キャンプ
・カヤック
・釣り
・ハイキング
などなどアメリカの広大な自然だからこそ楽しめるアクティビティがたくさんあります!
メリット5:多種多様な文化の刺激を受けられる
特にアメリカのニューヨークやロサンゼルス、シカゴなどへ行けばその人種の多さや、カルチャーミックスに衝撃を受けることもあります。
大都市へ行けば、行くほど多様な文化を感じることができます。


アメリカの人口の約3億2千万人のうち約4千700万人は移民で約15%ほどをアメリカに移住している移民の数を占めることになります。
メリット6:顧客思いのカスタマーサービスが多い
サービスの質に関しては、アメリカでも疎らですが日本で言う「クレーム」に対する対応がアメリカはとても柔軟です。
日本だとマニュアル的な返答しかされませんが、アメリカでは難しいことでもお客の要望に答えてくれるような対応を取ってくれます。
例1)チキンクリスプバーガーにチーズトッピングをしたい
■日本:できかねます。
■アメリカ:追加で約30円かかるけど、それでもよければ可能ですよ!
例2)何か返品したい商品がある場合
■日本:返品までのやり取りとにかく長い
■アメリカ:レシート見せて、理由言って1分程度で返金
もちろんこれらは一例にすぎないですが、日本と違ってお客さんのクレームをよく聞いてくれます。
アメリカ移住で衝撃を受けた真実【デメリット編】
日本からアメリカに移住してきて衝撃を受けるほどよかったデメリットをまとめています。
ここでは日本にいる前にどれも知っておきたかったことばかりです。
デメリット1:医療費が高い
たとえ中流階級の所得で保険に入っていても、カバーしきれない程の医療費になることもよく聞く話です。
職業によっては保険がカバーされていない職もあってかなり地獄絵図です。
つまりアメリカでは、自分の身は自分で守る必要があります。
特にこれからアメリカに移住を考えている人は、アメリカ移住する前に健康のケアを日本の国民健康保険などしっかり使ってケアしておくのが良いでしょう。
デメリット2:移民のビザが厳しい
アメリカで就労ビザ、結婚用のビザなどを取得してアメリカ移住を考えている人もいるかもしれません。
しかしそれらには、「一定の所得を持った保証人」が必要だったり、度重なる面接や書類提出を何度も求められたり厳しい国です。
アメリカ移住には長期プランを組み立てるのと本気の覚悟が必要になります。
デメリット3:仕事は不安定で解雇や転職は日常茶飯事
ドラマや映画だけの話だと思っていたのですが、自分のいとこや家族も突然解雇されたことや転職した数も多いです。
日本も少しずつ働き方に関する改革はされつつあるとはいえ、法律もあるため突然解雇もないだけ安全だなって思いました。
アメリカだと解雇や転職の話は日常茶飯事なくらい聞く話で、「弱肉強食の世界」です。
企業が好ましくないと思えば解雇される、自分が企業に合わないと思えばすぐ転職するそんなこともよく起こるのがアメリカです。
デメリット4:人種差別を受ける可能性がある
アメリカでもニューヨークやロサンゼルスなどはたくさんの人種もいて、人種差別って本当に存在するのか?と思ってしまいます。
確かにアメリカでは人種差別自体は減ってきていると思います。
アメリカの根深い問題で、無くなっていないのは確かです。
日本人を含む、アジア人という理由から人にからかわれたり、中にはイタズラで車に落書きされたなんてケースも聞きます。
自分自身もこれと言った印象に残る人種差別を受けたことはないですが、ちょっとした人種差別に関するブラックジョークは言われたことある程度です。
デメリット5:夜中に1人で出歩くのは危険
日本のようにコンビニに夜食買いに行くみたいな感覚で夜出歩くと命を落とす危険性もあります。
たとえば飲酒運転をしている車、強盗、不審者などなど至る所に危険が潜んでいます。
何も用がないのにわざわざ夜中に出歩くことは避けましょう。
デメリット6:孤独感との戦い
日本の家族と離れて暮らしたり、日本のように古い友人は一切いません。
もちろんアメリカで育ったのなら話は別ですが、やはり日本から来た日本人が陥るのは「孤独との戦い」です。
アメリカでできた友人も、日本のように一緒に育ってきた境遇とはまた違って感覚が違うのでやはり孤独感をどこか感じてしまいます。
アメリカ移住する前にしておくべきこと【後悔したこと】
ここからはアメリカ移住した筆者がアメリカ移住する前にしておくべきことを後悔した反省も含めて紹介します。
これを見れば自分のアメリカ移住前の後悔も知れるので見てほしいです。
自分がアメリカに移住する前にしておくべきだったと感じることが以下の項目です!
歯医者へ移住前に早く行くべきであった
とにかくアメリカの医療費や治療費は高いです。
保険が効いたとしても、それでも日本の料金より高くついてしまいます。
なので何か身体に異変がある場合や、歯医者などは移住の半年前くいからしっかり治療することをオススメします。
アメリカへ移住して来て歯医者へ行ったのですが、日本の何十倍の請求額を先日されて驚きました。
アメリカの歯医者で請求された金額
・虫歯4本:$1600(約17万円)
この請求額を見たとき驚きましたが、もうアメリカに住むと決めた以上戻れないので勉強代と思い支払いました。
お金は可能な限り蓄えておくべきだった
アメリカでの医療費がとにかく高いので、何か病気にかかるだけでも破産になりかねません。
やっぱりアメリカ移住する前はお金の貯蓄が1円でも多いに越したことはないです。
仕事など退職して、アメリカまで来るなどの期間がある場合はリゾートバイトなどで一気にガツっと貯めるのもアリかと思います。
自分も以前留学の時、これで2ヶ月で50万円ほどの貯金に成功しました。
英語がもう少し喋れていたらよかった
アメリカに来てから毎日容赦のない英語での会話です。
アメリカに移住して働くことも視野に入れたらある程度の英語はないと苦しいなと体感しました。
あとはやはりアメリカという違う国に住むと、自分の不満なんかは主張しないと相手はわかりもしません。
なので、英語で相手に気持ちを伝えないとより孤独感や悲壮感に駆られるので英語で自分の意見でも伝えられる状態になっていた方が良いです。
まとめ


いかがでしたか!
今回はアメリカ移住してみてわかったメリットとデメリットをアメリカに移住してみた経験から紹介しました。
これからアメリカに移住しようと考えていたり、アメリカ移住する方は少しでも参考にしてみて下さい。
どの国に住もうとも良いところもあれば、いいところもあるものです。
アメリカに移住してデメリットが大きそうな場合は、そのデメリットとどう関わっていくかが重要です。
デメリットとうまく関われる方法を見出せば、生活は少しでも楽になることでしょう。
皆さんのアメリカ移住生活が実ることを応援しています!
それでは!
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