筑波大学のVPNって安全なの?スピードとかはどうなの?って気になる方はこの記事で解決します!
海外に住んでいると、日本国内のサービスやサイトをどうしても利用したいときに”見られない!”なんて経験ありませんか?
幾つかの日本国内サービスは海外からのアクセスを制限しています。
そんな時に海外から日本国内サービスを見るのに欠かせないのが「VPN」です。
無料VPNの中でも信頼のある筑波大学が提供している学術研究プロジェクトである「VPN Gate」が有名かと思います。
しかし、そんな無料のVPNだと安全性は大丈夫なのか?とか接続スピードは速いのか?など気になる部分も出てきます。
今日はそこで、筑波大学の無料VPN「VPN Gate」を使ってみた感想や使い方、安全性などについて紹介します。
VPNってなに?
VPNとは、「Virtual Private Network」の略で、簡単にいうと違う国のサーバーに接続することによって、あたかも日本にいるかのように装いWebサイトやサービスに接続することだよ。
VPNなしでは海外から視聴できないサービス
・Netflix(日本版ネットフリックス)
・Hulu(日本版フールー)
・Tver(ティーバー)
・AbemaTV(アベマTV)
・Amazonプライムビデオ(日本版)
・Gyao!
・U-next
・dTV
・Amazon music unlimited
などなど....
そう、これらを見たり聴いたりするためには日本国内からしかアクセスしなければなりません。
つまり海外からアクセスするためには、VPNを使わないと実質視聴できないということになります。
そんな時に無料で使える筑波大学のVPN Gateを使えば便利ですね。
VPN Gate(筑波大学学術研究プロジェクト)とは?
VPN Gateとは、筑波大学が無料で提供しているVPNサービスです。
VPNを無料で使える代わりに、VPNのデータなどが学問の研究に使わていることから無料で提供されています。
また世界中から7000台を超えるVPNがボランティアからVPNが提供されており、誰でもVPN提供ボランティアをすることが可能です。
学問に応用されることから、お金を取ることができないため無料で使用できるように運用されています。
筑波大学のVPN Gateを使う上でのメリットとデメリット
筑波大学の無料VPNである「VPN Gate」を使う前に、使う上でのメリットやデメリットを確認した上で使用しましょう。
■メリット
他の無料VPNに比べて優れており、便利な点が以下です。
筑波大学のVPN Gateを使うメリット
・ユーザー登録不要ですぐ使える
・無料で利用が可能
・運営団体が筑波大学と信頼がある
・7000台を超えるサーバー数
・利用容量制限がない
筑波のVPNは無料で使える上に、ユーザー登録なしで利用容量制限などがないのが無料VPNの中でトップクラスです。
とはいえ、学術研究で使用しているからこそ無料の提供ができるんだと思います。
■デメリット
筑波大学のVPN Gateを使うデメリット
・接続が不安定
・サーバーを探すのに時間がかかる
・サーバーが遅い
・セキュリティには危険性あり
実際に使って行く中で、デメリットの方が個人的には大きかったです。
接続が不安定
何度も、何度も接続を試みても1〜2時間接続できないこともよくあります。
それだけでなく、使用している最中に突然VPNの接続が切れてしまったりとストレスが溜まることの方が多かったです。
サーバーを探すのに時間がかかる
接続可能なVPNサーバーを探すのに1時間かかることもあります。
ボランティアで提供されているため急にサーバーが閉じられてしまうことも珍しくはありません。
サーバーが遅い
また世界中でサーバーがシェアされているため、接続できたとしても速度が遅いなんてことも多々あります。
セキュリティには危険性あり
極めつけはセキュリティ面は安全ではないということです。
筑波大学のVPN Gateのページへ行くと、以下のような一文があります。
(あなたの VPN サーバーをこのリストに追加しましょう)
つまり、世界中の誰でもVPNのサーバーを提供することができるのです。
日本人以外にもサーバーのホストはたくさんいるということです。
サーバーのホストは誰でもなれる上、ホストがあなたの情報を盗み出すことも可能です。
特に無料VPNではパスワードやクレジットカードの番号といった重要な情報を入力することは盗用の危険があるのでやめましょう。
とはいえ無料で提供されているサービスなので、不満は言えません。
無料で提供してくれていて、使えるだけありがたいと思いましょう。
VPN Gate(筑波大学学術研究プロジェクト)を実際に使ってみた!(Mac接続方法)
VPN Gateを実際に使ってみたので、接続方法を紹介します。
VPN Gate接続までのプロセス
・VPNサーバーを一覧から探す
・VPN接続設定をする
・VPNが接続できるまで試す
実際に筑波大学のVPN Gateを使っていると、使えるVPNサーバーに出会えるまで時間がかかるので繋がるまでこのルーティンを繰り返します。
1. VPNサーバーを一覧から探す
まずは、VPN Gateのサイトに行きサーバー一覧のページを開いておきましょう。
2. VPN接続設定をする
VPNの接続設定が少し必要になります。
2-1. ネットワーク環境設定画面を開く
2-2. 新しいネットワーク環境を+を押して作成
2-3インターフェイスとVPNタイプを設定
・インターフェイス:VPN
・VPNタイプ:L2TP over IPSec
・接続名:何でも大丈夫です
2-4. サーバーアドレス名とアカウント名を設定
ここで必要なのが、先ほど開いていたVPN Gateのサイトへ行きそこからサーバー情報を持ってきましょう。
(.opengw.net で終わる英数字) または 「IP アドレス」 (xxx.xxx.xxx.xxx の形式の数字 4 桁) って書いてあるやつです。
・サーバアドレス名:(.opengw.net で終わる英数字)
・アカウント名:vpn
2-5. 「パスワード」の欄に「vpn」 (3 文字)とだけ両方に入力します。
これで設定は終了です。
3. VPNが接続できるまで試す
接続できるVPNサーバーに出会えるまで時間がかかるため、先ほどの設定の2-4〜を見つかるまでループします。
結論:無料VPNはWebサイトを閲覧にしか向かない
筑波大学のVPNは無料で提供されているので、やはり文句は言えませんが動画などのサービスを見るときはあまりおすすめできません。
なぜなら、時間を大幅に損したり、ロード時間のストレスに悩まされます。
筑波大学の無料VPNを使う上で考えるべきポイント
・接続が不安定
・サーバーを探すのに時間がかかる
・サーバーが遅い
・セキュリティには危険性あり
どうせ、時間を損したくない!
ロード時間のストレスから解放されたい方は有料VPNを使いましょう!
もし、もっとVPNのおすすめが知りたい場合はこちらの記事がおすすめ!
⇨VPN徹底比較!海外から使えるおすすめサービス・料金まとめ!【2019年版】
有料VPNを無料で試しに使おうと考えているなら最大2ヶ月無料のセカイVPNがおすすめです!
最大2ヶ月無料の特典がついているのではじめてVPNを使う人にもオススメ!
もっと詳しくセカイVPNについて知りたい方は以下の記事にまとめてあります!