アメリカ在住のやま(@yamalog_)です。
今日はアメリカ留学を考えている人向けに田舎と都会を比べた時にどちらが良いのか迷っている人もいらっしゃるはずです。
個人的にアメリカに住んでみて感じたのは、「田舎」の方が留学はオススメです!
今回はそんなアメリカ留学を考えている方向けになぜ、アメリカ留学は田舎が良いのか紹介していきます。
自分がアメリカの田舎に住んでみて感じたことや、現地の留学生の話や周りのアメリカの都会に住む友人の意見などを取り入れてまとめてみました。
アメリカ留学は田舎が断然オススメな10の理由
1. 物価が安い
日本人に留学で有名なアメリカの地名といえば、ハワイ、サンフランシスコやニューヨーク、ロサンゼルス、カリフォルニアなどが挙がってくることが多いでしょう。
こちらの2019年の生活費指標を見てみましょう。
Cost Index State Cost Rank Grocery Housing Utilities Transportation Misc 86.1 Mississippi 1 91.6 70.1 89.1 89.2 91.4 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
139.1 New York 48 114.8 204.4 108.7 116.6 104.8 151.7 California 49 121.4 227.3 117.7 138.9 114.5 158.4 District of Columbia 50 115.5 267 119.7 116.6 97.3 192.9 Hawaii 51 169.3 318.6 172.7 148.6 116.8 http://worldpopulationreview.com/states/cost-of-living-index-by-state/
家賃の部分をみると、最も安い「ミシシッピ」は70.1と指標されており、最も高い「ハワイ」では318と表示されています。
カリフォルニアやニューヨークも指数が200を上回っているので、物価がアメリカの田舎地域の2倍、3倍、4倍することもあり得るということですね。
アメリカ留学の学費自体安いものではありません。
それに加えてアメリカ留学は高い物価を支払うとなると巨額のお金になります。
アメリカの田舎生活は、基本的に外食さえしなければ日本での生活よりも安く収まります。
例えばアメリカの田舎ではこんなものが安いよ!
■家賃:広々したアパートがシェアすれば1人2, 3万円で月々借りれる
■ペットボトル水:40本で4ドルほどで購入できる
■缶のコーラ:12本入りで4ドルほどで購入できる
■卵:18個入りで1.5ドルほどで購入できる
2. 人との距離が近い
これは日本でも言えることなのですが、都会になればなるほどお互いの距離が遠かったりします。
なのでお互い人同士の繋がりが本当に濃いです!
野菜をもらったり、ソースやジャムをもらったりなんてこともよくある話です。
また留学面でも1人、1人ホストファミリーや大学側まで手厚くサポートしてくれることが多いです。
3. 日本人比率が少ない
日本人比率が多いとどうしても、日本人同士仲良くなってしまって日本人のコミュニティが出来てしまいがちです。
日本人同士で固まってしまうと、日本語で会話することに甘えてしまいがちです。
なので、英語の勉強に集中できない可能性もあります。
もちろん全ての日本人同士のコミュニティが悪いわけではありません。
そういった意味で、本気で勉強するなら日本人比率の少ないアメリカの田舎サイドはオススメです。
4. 留学生の母数が少ない
他のアメリカの都市に比べたら留学生の比率も少ないので、ネイティブスピーカーの人達とたくさん友達になれるチャンスがたくさんあります。
例えば、パーティーや行事、イベントなどでネイティブと触れ合える時間が増えるのでもっとアメリカのことを詳しく知ることができるでしょう。
留学生が多いとどうしても留学生同士で一緒にグループになってしまうことも多くありません。
なので留学生が少ないという利点を生かして、たくさんの現地の人と関われます。
5. 田舎でも意外と生活インフラが整ってる

「田舎だから何もなさそう」なんて思っていませんか?
アメリカのスーパーやレストラン1つ1つが日本と比べものにならないくらいデカイです。
スーパーも1つのスーパーマーケットに行けば、手に入らない食材はないくらい広いです。(日本食材は難しいかも)
レストランにもちゃんとフリーWi-fiあったり、洋服屋・ホームセンターなども一応あります。
田舎とはいえ買い物できる環境や生活十分にできる環境は整っています。
6. 車があれば都会にも行ける
アメリカ自体、車社会なので他の州に車で行くことが基本的に当たり前です。
留学中でも免許の取得は全然簡単ですし、なんと言っても免許取得費用が日本よりも圧倒的に安いです。
自分の住む州では、自動車免許証を取得するのに150$も掛かりません。
日本であれば20-30万はしてしまう運転免許証ですが、アメリカ渡航時に取得するのもアリですね!
話は逸れましたが、レンタカーや友達の車などで都会に出ることも簡単にできます。
アメリカの田舎でも住む場所にもよりますが、3連休などであれば全然都会に車で行くことも可能です。
7. 人が優しい傾向にある
シカゴに行った時は、ピリピリした人が多くいて個人的に怖かったです。
特に怖かったのが、道を歩いてる最中、ずんずんと突っ込み気味な女性に当たられて「Watch out!(気をつけろよ!)」と威嚇されたことです。
こういうのも都会では日常茶飯事だなと思いました。
その後アメリカの田舎へ来た途端、人の対応がマイルドになった感覚をすごく感じました。
もちろんどこの国でもどこの街でも優しくない人はいますが、田舎ではおおらかなでマイペースな人が多いです。
自分もおおらかな気持ちでいれます。
8. 自然が堪能できるスペースがたくさんある
アメリカの田舎へ来ると、自然を楽しめる行事が盛りだくさんです。
キャンプ、BBQ、釣り、ゴルフ、ハイキングなどなどアウトドアや自然を楽しむことが出来ます。
またそれだけでなく、夜には満点の星空を見ることも出来ます。
とにかく自然もあるので、こういったアクティビティを楽しめるのは田舎だからこその強みです。
9. 治安が良い
アメリカの田舎って治安面どうなの?って思うかもしれませんが、普通に治安はいいです。
一概にアメリカ全土の田舎が良いとは限りませんが、都会よりは安全です。
都会だと色んな人々が入り混じり、賑わっていますので犯罪がどこで起きるか正直わかりません。
アメリカの田舎だと夜10時を過ぎるとお店のほとんども閉まり、寝静まり始めるためめちゃくちゃ静かで平和です。
10. 無駄遣いが減る
アメリカの田舎へ住み始めると、都会のように無駄遣いする場所が少ないため減りました。アメリカの都会だと、物欲を刺激するような広告やお店が立ち並ぶせいか不思議とお財布が緩んでしまいます。
田舎ではそういった誘惑も少ないのが、勉強にも集中できるため魅力的です。
最後に:選んで行動するのは自分自身
もちろんアメリカの田舎は留学にすごいオススメって言いましたが、それはどんな未来を考えてるかにもよるでしょう。
日本で働く場合、ブランド力が重視されることの方が多いのでアメリカの都会にあるような有名大学の名前で選考されることがあります。
逆にアメリカで働く場合、最も重視されるのは「どんな内容の学問を勉強して来たか」という部分を問われます。
それぞれの社会で重視される点
・日本で重視される部分:大学名などのブランド力
・アメリカで重視される部分:学問の内容や成績
自分がどういう未来を描いているかにもよって選ぶ留学の仕方は変わって来ることでしょう。
アメリカ留学をどういう活かし方にするのかも自分次第です。
アメリカ留学後に自分がどうなりたいのか?を意識した上でアメリカ留学を選択することをオススメします。