アメリカに行くと必ず衝突する問題が聞きなれない単位に困ることです。
これらの単位は、アメリカに実際初めて来ると混乱するかと思います。
アメリカへ来ると、「あなたの身長はどれくらい?」「どんなサイズの飲み物にしますか?」など言われた際にスッと答えられないと最初は不便かもしれません。
アメリカでしか使われていない単位もたくさんあるので、アメリカに実際に住んでみないとこの単位は覚えられないかと思います。
アメリカに移住するって方や、留学、旅行、駐在する方向けの参考になればと思います。
アメリカの日常生活でよく使う単位や、よく使う数値と一緒にまとめてみました!
温度の単位

日本での温度は摂氏(Celsius:セルシウス)と表しますが、アメリカでの温度は華氏(Fahrenheit: ファーレンハイト)と表します。
天気予報の気温を見る時や、体温計で測るときとかにもよく使う単位です!
こんな場面で使われるよ!
■体温計を使った時
■天気予報を見ている時
■基本や天気の会話時
【気温の早見表】:アメリカと日本比較
華氏(アメリカ式) | -4 | 14 | 23 | 32 | 41 | 50 | 59 | 68 | 77 | 86 |
摂氏(日本式) | -20 | -10 | -5 | 0 | 5 | 10 | 15 | 20 | 25 | 30 |
最近のオーブンやフライヤーには、摂氏(日本式の温度単位)で表示されることも増えました。
液体の単位

少量の飲み物などの液体はオンス(oz)、大量の飲み物などの液体にはガロン(gallon)という単位が使われています。またビールにはパイントという単位が適用されています。
【液体の量早見表】
■1 オンス ounce (fl. oz)= 28.41 ml
■1 ガロン 1 gallon = 3.785リットル
■1 パイント 1 pint (pt)= 568 ml
こんな場面で使われるよ!
■牛乳やジュースは1ガロン(4リットル弱)又はハーフガロン(2リットル弱)で売っていることが多い。
■日本で言う500mlのペットボトルは大体16オンス(473ml)のものが主流。
■ガソリンスタンド(Gas station)では、1ガロンあたりの価格で販売。
覚えておきたいスターバックスの表示量
■Short(ショート):8オンス 約237ml
■Tall(トール):12オンス 約355ml
■Grande(グランデ):16オンス 約473ml
■Venti(ヴェンティホットサイズ):20オンス 約591ml
■Venti(ヴェンティコールドサイズ):24オンス 約709ml
■Trenta(トレンタ):31オンス 約916ml
アメリカのスタバ以外のカフェなどでは、オンス(ounce)表示のところが多いです。
基本的にオンスで覚えておく方が便利だと思います。
重さの単位

料理をする際には絶対欠かせないのが重さの単位を知ることです。
アメリカの重さにはオンス(ounce/oz)やパウンド(pound/lb)と表示されることが多いです。又ポンドと発音するのではなく、パウンドと発音します。
アメリカの日常生活では食品、料理、体重などの様々な場面で使われているので覚えておきましょう。
【重さの早見表】
■1 オンス (ounce/oz)= およそ30グラム(28.34g)
■1 パウンド(pound/lb) = およそ500グラム(454g)
Tips : 1 パウンド(pound/lb)= 16オンス(oz)と表せます。
こんな場面で使われるよ!
■野菜や肉など1パウンド(pound/lb)/価格で表示されていることが多いので500グラム弱と覚えておくと便利
■約100gの食品=クウォーター・パウンド、約200gの食品=ハーフ・パウンドと置き換えられます。
アメリカの電池単位

アメリカで電池を購入する時、単三電池=AA(ダブルA)などと表示されます。
日本と全く表記が違うため馴染みのない人からすると最初は困惑してしまうかもしれませんね。
【電池の早見表】
■単1=D
■単2=C
■単3=AA(ダブルA)
■単4=AAA(トリプルA)
■単5=N
長さの単位

アメリカでは、身長、車の走行速度、テレビのモニターなどを確認する際に欠かせないのが長さに関する単位です。
インチ(inch)、フット(foot)(複数形:feet フィート)、ヤード(yard)、マイル(mile)などの単位を長さにおいて使用します。
【長さの早見表】
■1inch(インチ)= 2.54 cm
■1foot(フット)= 30.48 cm(約30cm)
■1yard (ヤード) = 91.44 cm(約90cm)(= 3フィート)
■1mile(マイル) = 1.6 km
こんな場面で使われるよ!
・アメリカでは身長をフィートとインチで表します。(170cm = 5’5)(5フィート5インチ)
・アメリカの陸上競技(ゴルフやフットボールなど)では、よくヤードを使います。
・道路標識では「40MPH」などとあれば、「時速40マイル」(時速64キロ)が制限速度になります。
・テレビやジーンズなどはインチで表示。(最近日本でもテレビはインチ表示ですね)
面積の単位
アメリカで物件を購入する際や、建物の大きさを知りたい時に必要になってくるのがフィート(square feet)やエーカー(acre)などといった単位です。
【面積の早見表】
■1 square foot(1平方フィート)= 0.09平方メートル(約 0.06 畳 = 約 0.03 坪)
■1 acre (1 エーカー)=約4千平方メートル(4046.86平方メートル)
Tips : 東京ドーム1個分 = 約11エーカー
こんな場面で使われるよ!
・3坪/6畳 = About 100 square feet(畳は地域によりサイズによって異なる)
・30坪/60畳 = About 1000 square feet(畳は地域によりサイズによって異なる)
よく使うお金の単位
アメリカで生活していくには、お金とは切ってもきれない縁ですよね。
ちょっとしたお金の単位や呼び方なども紹介します。
【お金の早見表】
■1セント=Penny「ペニー」
■5セント=Nickel「ニッケル」
■10セント=Dime「ダイム」
■25セント=Quarter「クォーター」
■5ドル = 5 Bucks「バックス」(ドルをバックスと呼ぶ場合もある)
■1K = 1,000ドル(約10万円前後)
■10K = 10,000ドル(約100万円前後)
■1M = 1,000,000ドル(約1億円前後)
アメリカで生活する上で、Dollor(ドル)をBucks(バックス)と呼ぶ人が多いです。
また不動産の話や車の話、給料の話とか大きなお金の話をする際は、K(ケー)と呼ぶこともしばしばあります。
最後に:単位の変換は生活で1番使う分野から覚えよう!
いかがでしたか?
アメリカに来て最初のうちは、日本と単位が違いすぎて馴染みがないかもしれません。
それでもまずは、自分で実際に少しづつ使ってみたり、イメージできるものを想像していくことが必要になります。
本当に単位がわからない時は、店員さんなどに聞きましょう。
そうするとスマホなどを出してくれたりして、日本の単位に変換してくれたりします。
アメリカでの生活は最初のうちは数字になれなくて大変かもしれませんが、少しづつ覚えて
いけば頭の中で単位の変換も早くなり便利です!
覚えられる範囲から是非、挑戦してみてください!