生活/文化

アメリカの祝日は年10日間のみ!日本との違いは?【日本よりも少ない】

こんにちわ!アメリカ在住のやまです!

くま
くま
アメリカに旅行に来たのに、何故か行きたかったお店が閉まっている!
やま
やま
もしかして、その日ってアメリカの祝日じゃないかな?

せっかく旅行に来たり、留学のオフ、仕事のオフが全然楽しめなかったなんて事もあるかもしれません。

日本と同じようにアメリカにも祝日というものがあります。

日本の祝日制度とは違い、少し複雑に感じたりするかもしれません。

 

今回はそのアメリカの主要な祝日(Holiday)一覧を紹介していきたいと思います!

アメリカの祝日はたったの10日のみ!

アメリカの祝日にも種類があって、連邦政府が定めている祝日「Federal Holidays」州ごとに独自に定めている祝日の「State Holidays」があります。

この連邦政府が定めている祝日「Federal Holidays」は10日しかありません。
ちょっと日本の祝日と比べると少ないように感じてしまいますね。

連邦政府が定めている祝日(Federal Holidays)一覧

1月1日ニューイヤーズ・デイ(New Year's Day)
1月第3月曜キング牧師デイ(Martin Luther King, Jr. Day)
2月第3火曜大統領の日(Presidents Day)
5月最終月曜戦没将兵追悼記念日(Memorial Day)
7月4日独立記念日(Independence Day or Fourth of July)
9月第1月曜レイバー・デイ(Labor Day)
10月第2月曜コロンバス・デイ(Columbus Day)
11月11日復員軍人の日(Veterans Day)
11月第4木曜感謝祭(Thanksgiving)
12月25日クリスマス(Christmas Day)

 

アメリカ人もバケーションを長く取っているイメージがありましたが、実は日本の3/2しかありません。

今では日本は16日も祝日あって、日本人は働きすぎだけど、祝日もたくさんですね。

アメリカの方は、祝日は少ないけど一気に働いて個人で長期休暇を貰う傾向が多いです。

実は上記リストに載せた連邦政府が定める祝祭日ですが、州や市によって休日としていないところもあります。

アメリカは日本と違い、何事においても「一斉に、同時に!」とはしない辺りアメリカだなって感じます。

1月1日:New Year's Day

日本でいう「元日」にあたり、アメリカでも政府の定める祝日です。ほとんどの企業がおやすみなります。
大晦日のパーティーで疲れ切った体や心を家族や恋人と癒す日みたいな感じです。
ただ日本と違って、「年末年始休暇」というものは存在せず、1月2日からいきなり100%平日モードに一転します。
日本と異なり、「新しい」など気にせず、一気に一転してしまい日本のようなお正月気分ではありません。

1月第3月曜:Martin Luther King, Jr. Day

人種差別撤廃を求め、公民権運動に大きく貢献した指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の誕生日(1929年1月15日)にちなんだ祝日です。
キング牧師を讃える日となっており、1月の第3月曜日は祝日とされています。
ただこの日を会社の休日としている会社は多くなく、一部です。
なので、休日だけど街を見渡せば普通通りに近い祝日です。

2月第3火曜:Presidents Day

“大統領の日(Presidents Day)”という祝日は、毎年2月の第3火曜日です。またいくつかの州では、アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンの誕生日であることから「Washington's Birthday」とも呼ばれています。
2月生まれのアメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンをはじめとして第16代大統領エイブラハム・リンカーンの誕生日でもあり、それらを祝う祝日です。
この日は、ワシントンやリンカーンを讃えてセールを開催するお店もあるので、チェックです!

5月最終月曜日: Memorial Day

このメモリアルデーですが、最初はアメリカ南北戦争で亡くなった兵士を称えるための祝日でした。
しかし現在では、アメリカのために亡くなった全ての戦争で亡くなった方を追悼するための祝日とされています。

7月4日:Independence Day

アメリカ合衆国の独立記念日です。1776年7月4日にアメリカ独立宣言したことで、アメリカにとって大切な日です。
アメリカでも年で1番くらいの勢いで賑わいを見せる祝日が7月4日です。
ほとんどの企業が休業になり、夕方から夜にはいたるところで、花火が場所によって見れるかもしれません。
町中がパーティームードに包まれるでしょう。

9月第1月曜日:Labor Day

9月第1月曜日は労働者の日を祝う祝日になっています。
いくつかのショッピングモールが休業していたり様々ですが、反対に「Labor Day」を祝うセールなどが開催されているかもしれません。
もし自分が行きたいショップなどある場合は、チェックしましょう。

10月第2月曜:Columbus Day

コロンバス・デイは、“新大陸発見”をしたコロンブスを祝う日。
毎年10月第2月曜がこのコロンブス・デイになるのですが、NYやChicagoなどではパレードが開催されます。
一方、ヨーロッパ人とアメリカの暗い過去の歴史から祝日としない州や市などもあります。

11月11日:Veterans Day

もともとは第一次世界大戦の休戦条約締結日(1918年11月11日)を記念した祝日でした。
現在は復員軍人を称えるための祝日となっています。
アメリカの戦争を物語る祝日ともいえるでしょう。

11月第4木曜:Thanksgiving

毎年11月第4木曜日は感謝祭の祝日と定められています。
この感謝祭はヨーロッパからの入植者が北米の厳しい冬を過ごせず、餓死しかかっていたところを先住民のネイティブ・アメリカンが救ったという歴史から感謝の意を込めて作られたことに由来しています。
この日はアメリカ人の多くが家族で過ごすため、どこの企業も休みであったり、店舗が早く閉まったりする可能性があります。
また感謝祭でお決まりなのは、ほぼ確実に「ターキーディナー」を家族揃って戴きます。

12月25日:Christmas Day

クリスマスは連邦政府が設立した祝日の中でも唯一宗教に基づく日です。
年の瀬ということもあって、クリスマスもかなり賑わいます。
またアメリカのお店なども早く閉まってしまう可能性があるので、もし必要なものがある場合は調べておくとよいでしょう。

アメリカの中でも盛り上がる祝日は?

アメリカでは、祝日とされていても休みではない会社は結構あります。
盛り上がる祝日を紹介します。

・7月4日:Independence Day(独立記念日)
・11月第4木曜:Thanksgiving(感謝祭)
・12月25日:Christmas Day(クリスマス)

この3つは、アメリカの中でも祝日を感じるような盛り上がりを街中で見かけることが出来る日になっています。
もしアメリカで祝日を体験してみたいなんて考えている方には、結構オススメです。

アメリカと日本の祝日の違い!

アメリカでは連邦政府のよって定められている祝日は10日しかありません。
日本の方が6日多いです。

日本の祝日はどちらかというと、季節や自然などに関する休日が多いです。
アメリカの祝日は、歴史や宗教の過去を讃えるものが多いです。

また日本は、「日本全体で一斉に休みましょう」という風潮があるのに対し、アメリカでは州や企業、学校によって”休む日”と”休まない日”があるのもおもろいですね。

■祝日の違い
日本:季節、自然に関連した祝日が多い
アメリカ:歴史や宗教に関連した祝日が多い

■祝日の実施度
日本:日本どこでも一斉に休みましょうムード
アメリカ:州、企業、学校によって祝日を取り入れるか考えます

もしアメリカに旅行に行く際や、仕事をするなんて機会がある場合は少し参考にしてみてはいかがでしょうか。

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