2019年現在、アメリカ本土50州ではお酒の飲酒ができる年齢は基本的に21歳とされています。
アメリカに留学や旅行で渡航される際、知っておかないと恥ずかしい飲酒や喫煙のルールや注意点がいくつか存在します。
今回は、アメリカでのお酒や飲酒年齢、喫煙などのルールや注意点を紹介します。
この記事でわかること
・アメリカでの飲酒や喫煙に関する注意すべきこと
・アメリカでの飲酒や喫煙可能な年齢
・アメリカでのお酒やタバコ事情
なぜ、アメリカでは飲酒は21歳からとなっているのか?

アメリカでは16歳から運転免許が取れます。そんなこともあってか、18歳〜20歳の若者の飲酒運転による事故や死者が絶えませんでした。
1982年からアルコールに関する法律が制定されてから、21歳未満の運転事故による死亡事故は51%も減り、飲酒運転関連の事故は80%も減りました。
そして今では、アメリカ50州全てが21歳からしか飲酒を認めていません。
例外 :18歳から飲める州は?
実質、21歳以下で飲酒ができる州はアメリカ本土にはありません。
アメリカのヴァージン諸島のみ、2019年現在18歳からの飲酒を唯一アメリカで認めています。
またアメリカのいくつかの州では、「親の付き添いの元でなら飲酒が可能」とされている州がいくつかあります。
■21歳以下でも飲酒ができる特殊例を扱ってる州
カンザス、メリーランド、オハイオ、ウィスコンシンなどなど...
こちらに詳しいことは記載されています。
→アメリカ版Wikipedia「U.S. history of alcohol minimum purchase age by state」
アメリカで喫煙は何歳から大丈夫なのか?

Tobacco 21 Laws: Tracking Progress Toward Raising the Minimum Sales Age for All Tobacco Products to 21より
アメリカで喫煙が認められている年齢は基本的に18歳からの州が多いです。
しかし、州によっては近年では21歳〜と引き上げられているところが多いです。
もし詳しいあなたの州の喫煙可能年齢が知りたい場合は、【smoking age ○○】と○○にあなたの滞在する州名を入れて検索してみてください。

【smoking age ○○】と検索するとあなたの州での喫煙可能年齢が出て来ます。
飲酒可能年齢の21歳までタバコを吸わないことが1番望ましいですけどね。
アメリカで気をつけるべき飲酒や喫煙に関する注意点
アメリカでの飲酒や喫煙をする際に知っておかないと損する注意点をいくつか紹介します。
■アメリカで気をつけるべき飲酒や喫煙に関する注意点
・バーやレストランでお酒を飲む際はIDは必ず持って行こう
・お酒やタバコを購入する際は年齢確認のためID提示が必ず必要
・お酒は時間帯によって買えない
・飲酒運転に対する取り締まりは日本よりも厳しい!
・タバコの分煙やルールが日本よりも厳しい!
バーやレストランでお酒を飲む際はIDは必ず持って行こう
アメリカのバーやレストランでお酒を頼む際はほぼ必ずと言っていいほど、身分証明の確認が求められます。
21歳以下の場合、バーに滞在することも認められていないです。
一応、日本語の身分証明でも大丈夫ですが、必ず生年月日が入っているものを見せましょう。
生年月日が証明できないIDの場合は、追い出されてしまうことがありますので注意が必要です。
お酒やタバコを購入する際は年齢確認のためID提示が必ず必要
アメリカのスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニなどでお酒やタバコを購入する際も、年齢確認のためほぼ必ずIDチェックをされます。
日本のコンビニみたいに、ボタンを押すだけという緩い感じではなく、ほぼ必ずチェックされるので身分証明証が無いと買えません。
お酒は時間帯によって買えない
地域やスーパーによってお酒の販売時間が限られていたりします。
例えば、地元のウォルマートは画像の感じの通りビールとワインは朝7時〜夜中の2時までしか買えません。
もちろんそんな夜中に出歩いてわざわざスーパーマーケットでお酒を買うことは少ないかもしれませんが頭に入れておきましょう。
飲酒運転に対する取り締まりは厳しいのでやめよう
飲酒運転をした場合、その日は留置所に入れられたり多額の罰金が待っています。
飲酒運転が重なると罰金も重なっていきます。
お酒を飲んだら車は置いて誰かに迎えに来てもらうか、タクシーサービスなどを利用しましょう。
タバコの分煙やルールが日本よりも厳しい
アメリカでの屋内喫煙はバーでも、レストランでもほぼ全面禁止されています。
受動喫煙にはアメリカはより一層厳しいです。
歩きながらタバコを吸うことも罰金になる州もあるので気をつけましょう。
なので、屋外の人目から離れたところで吸うしかありません。
アメリカでのタバコ事情や飲酒事情
アメリカでのお酒事情
日本だと飲み会に付き添わなければいけないみたいなイメージありませんか?
アメリカだと、お酒を飲むも飲まないも結構自由です。
パーティーなどのお酒の場では、飲みたい人が飲んで飲みたくない人は飲まないと自分の意見をしっかり持って参加してる人が多いです。
なので、アメリカでは日本のようにわざわざ周りに合わせてお酒を飲む必要はありません。
アメリカでのタバコ事情
アメリカでの喫煙は日本よりも厳しく、良い印象はありません。
もちろんアメリカでもタバコを吸っている人はまだまだ多いですが、公共の場から立ち退くような法律ばかりです。
アメリカでタバコを吸う場合は、人目から離れて外で吸わなければいけません。
アメリカでのタバコやお酒の価格は?
もちろんこれは州によって、スーパーやコンビニなどでも大幅に価格は変わるので参考程度の目安に。
・アメリカでのお酒の価格帯@スーパー→1本辺り1.5ドル程度
・アメリカでのタバコの価格帯@1箱辺り約7ドル程度
アメリカでのお酒の価格帯
こればっかりはもちろん州によって変わってきます。
自分の州だとスーパーで買うビール一本当たりの値段はだいたい1.5ドル〜2ドルくらいです。
200円前後なので日本と変わらないもしくは少し安いかなって感じです。
またバーで飲んでも、1杯3ドルくらいですが、カップが大きいのでたくさん飲めます。
テーブルチャージがないので、日本の居酒屋よりは安く済むと思います。
アメリカでのタバコの価格帯
アメリカのニューヨークやシカゴのあるイリノイ州などは税金がめちゃくちゃ高いので1箱辺り1000円前後の場合もよくあります。
州によってタバコの値段は変わりますが、日本よりタバコは基本的に高いです。
まとめ:アメリカでは飲酒や喫煙のルールを覚えておこう!
アメリカでの飲酒や喫煙はほとんどの州では21歳からなので、トラブルに巻き込まれない為にも21歳以下であればしないほうが好ましいです。
アメリカで気をつけるべき飲酒や喫煙に関する注意点をおさらいしましょう。
■アメリカで気をつけるべき飲酒や喫煙に関する注意点
・バーやレストランでお酒を飲む際はIDは必ず持って行こう
・お酒やタバコを購入する際は年齢確認のためID提示が必ず必要
・お酒は時間帯によって買えない
・飲酒運転に対する取り締まりは日本よりも厳しい!
・タバコの分煙やルールが日本よりも厳しい!
みなさんが楽しめる旅行や留学になることを願っています!
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